2024/05/17
歯みがきの道具、みなさんは何をお使いでしょうか。
歯みがき剤や歯ブラシはほとんどの方が使っていらっしゃると思います。
今日はそれらにプラスして、毎日の歯磨きに取り入れていただきたい、補助的清掃用具をご紹介します!
実は、歯ブラシだけでは、毛先が届かず、歯と歯の間は十分みがけずに、食べかすや歯垢(プラーク)が残ってしまうことがあります。
歯垢は単なる食べカスではなく、細菌の塊です。
そのまま放って置くとむし歯、歯周病の原因になるのです。
歯周病が進行すると、歯が抜けるだけでなく、全身疾患に繋がることもあるので、きちんと除去していきたいですね。
今日は以下の3つの清掃用具をご紹介します!
①タフトブラシ(毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシ)
歯ブラシではピッタリフィットしない細かな部分(歯と歯の間や歯とぐきの境目など)におススメ
②フロス・糸ようじ
歯ブラシの毛先が届かない、歯と歯の間におススメ
③歯間ブラシ
歯の根元の三角形の隙間、歯ぐきが下がり気味の方、ブリッジの部分におススメ
これらを毎日の歯みがきに取り入れ、むし歯や歯周病の原因となるプラークを、日々のケアでしっかり取り除きましょう!
これは私の実話ですが、モリタ歯科に入職するまでは、日々の歯磨きには補助的清掃用具をほとんど使っておらず、毎日歯みがき剤と歯ブラシだけを使用していました。フロスは食べ物が詰まった時に一時的に使うものだと思っていました。(お恥ずかしい話です、、、)
定期的に歯科医院にメンテナンスには通っていたものの、時々むし歯が見つかったり、歯ぐきからの出血がみられたりしました。
数年前、モリタ歯科に入職し、勉強会で補助的清掃用具や、日々の歯みがきの重要性を知り、自身の歯みがきに取り入れるようになりました。
するとどうでしょう…
半年後の検診で「きれいにキープしていただいていますね。」「歯ぐきが引き締まった良い状態です。」と褒めていただけるようになったのです!
毎日のケアがいかに重要か、身をもって実感しました。本当に感動です!
トラブルがなくなると、歯科医院に行くのも苦でなくなりました(笑)
今、むし歯や歯周病でお悩みの方、是非当院にご相談ください!
日々のご自身のケアで、お口の状態は変えられます!
歯みがきの道具には色々な種類や形があり、どれをどのように使用するのが良いか、一般の方には選ぶのが難しいと思います。是非担当の歯科医師・歯科衛生士にお尋ねください。