モリタ歯科医院|歯周病治療 歯周組織精密検査 歯周病予防 PMTCクリーニング
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歯周病治療
歯周病とは歯周病原菌が出す毒素によって、歯を支えている歯ぐきの組織や周りの骨を破壊してしまう病気です。
放っておくと歯がぐらつき、抜け落ちてしまいます。
歯周病の進行を抑えるために、
歯科医院で予防することはとても大切です。
素敵な笑顔は『白い歯』のイメージですが、
忘れてはいけないのが『ピンクエステティック』!!
歯周治療で健康な歯肉を取り戻していただきたいと考えております。
歯周治療の流れ
レントゲン、口腔内写真、歯周ポケット測定、を行い、
歯周組織(歯肉と歯根周囲の顎の骨)の破壊度を確認します。
この歯周組織検査時に歯肉から出血が確認された場合、
歯周病が進行中であることが分かります。
レントゲンで1歯づつの歯の周りの骨の状態を確認 | 歯肉の炎症状態を記録 |
歯周治療で改善しているか評価するために必要な記録と検査です。
歯周精密検査とは・・・
歯周病の進行を把握するために最も重要な検査です。
歯の周りには健康な状態でも溝(歯肉溝)が存在します。
(3mm以内の出血を伴わない)、
歯周病菌の感染を放置することで炎症が起き組織が破壊され、
歯肉溝の深さが深くなります(歯周ポケット)。
その歯周ポケットの深さ、測定時の出血の有無、
複数の歯根を持つ臼歯の根分岐部の骨の破壊度、
歯肉の下がり方を測定します。
検査結果はプリントしてお渡し致します。
ご自身の歯周組織の健康状態を把握し、自己健康管理のお役立てください。
歯周組織検査イメージ | 歯肉からの出血は要注意部位 | 根分岐部骨吸収イメージ 検査表 |
歯周治療とは・・・
歯周治療の基本は歯石除去です。
ひと一言で歯石除去といっても、
歯肉縁上(歯肉の上の歯の面)及び
歯周精密検査結果に基づき歯周ポケットが深くなっている部分の
歯肉縁下(歯肉の下の歯根面)に沈着した歯石や
歯周病菌の出す毒素を1歯づつ
スケーラーという器具と使い丁寧に除去します。
日本歯周病学会認定歯科衛生士指導のもと
日々スキルアップしているスタッフが担当しております。
検査結果は担当スタッフが詳しくご説明いたします。
磨き残したプラーク(複数の細菌が繁殖しているバイオフィルム)を
顕微鏡で観察することで、
プラークを構成している細菌叢を観ることができます。
今後、歯周病が重症化する可能性があるか、
ご自身のリスクを把握することができます。
歯周精密検査に基づく歯石除去は保険適応です。
ピンクエステティックの回復
歯周治療を行い取り戻した健康な歯肉です。 今後、歯周病が重症化する可能性があるか、
健康な歯肉は、薄いピンク色に引き締まり、
歯磨きした時に出血しない状態をいいます。
歯周病が中程度以上に進行された場合は、
「歯肉が下がる」「歯の隙間ができた」「歯が長くなった」という
病気の後遺症がでることがが出ることがありますが、
「歯の喪失をくを食い止めること」が第一優先と考えております。
お一人お一人、また1歯づつで状態が異なります。
歯周組織精密検査に基づき、現状と今後の予測を丁寧に説明することを
心がけております。
炎症のある歯肉
炎症の改善
炎症のある歯肉
炎症の改善
炎症のある歯肉
炎症の改善
自分で行う歯磨きだけでは、きれいに磨けていない場合があります。
正しい歯磨きの仕方を歯科衛生士に教わりましょう。
また、歯石など自分で取り除くことのできない汚れを除去し、歯周病予防ができます。
歯周組織精密検査を受けて頂き問題が見つかれば、歯肉の中に深く入り骨を溶かしている歯石を取り除きます。
歯石の除去以外にも、歯周病原菌やその毒素などの汚れを除去し、歯周病予防ができます。
最近ではPMTCというクリーニングが注目を集めています。
PMTCとは、歯科衛生士による専用の機器で行う徹底的なお口の中のクリーニングのことです。
歯周病の進行を遅らせるのにとても有効的な治療方法です。
歯医者はむし歯治療をするところ、という考えを捨て、歯医者で定期的に検診を受けましょう。
再生療法
歯周病が進行して骨が溶けてしまったら、元には戻らないのでしょうか?
歯周病で骨がなくなってしまい悩まれているのですね。
一度溶けた骨を元に戻すことは、現段階ではかなり難しいです。
歯周基本治療の成果が良く、ある条件を満たした場合、歯周再製療法を行うことで回復することができます。