2024/11/08
朝晩の冷え込みが強くなり、体調管理が難しい季節になりましたね。
これから本格的に寒くなってきますが、その前に少し、知っておいていただきたいお話をしたいと思います。
歯の痛みや、歯がしみる原因の一つとして、「食いしばり」があります。
つまり、むし歯でなくても、歯や顎の関節に強い力が持続的に加わることで、歯が痛んだりしみたりするということです。
その「食いしばり」ですが、寒くなると、強くなる傾向がありますので、この先冬の季節は要注意なのです。
既に、痛んだりしみたりしている方はもちろん、寝ている間に無意識に食いしばっていて、朝起きたら顎がだるかったりする自覚症状がある方は、是非ご相談ください。
また、夜間だけでなく、日中の食いしばりにも注意してみてください。重いものを持つときなどに、その瞬間食いしばるのは正常な状態ですが、食いしばった状態が長時間続くと、歯や顎に悪影響を及ぼします。
なんでもない瞬間にグッと食いしばっていることに気がついたときは、上下の歯をそっと離すことを心掛けてください。
食いしばりは、歯の問題以外にも顎関節症を悪化させたり、頭痛や肩こり、首の痛みなどを誘発することもありますので、これから寒くなる季節、特に気をつけていただきたいと思います。